今更ながらEDMについて考えてみる

赤く照らされたDJ端末を使用する男性 ジャンル

そもそもEDMとは?

EDMとはエレクトロダンスミュージックの略です。
要は電子音楽でダンスフロアで踊れるような音楽全般のことを指します。

dictionaryによると
ナイトクラブなどで流され、力強いダンサブル(踊るのに適した)ビートを特徴とするさまざまなジャンルの電子音楽とあり

また、Wikipediaでは
元はナイトクラブ、レイブ、フェスティバル用に作られた幅広いパーカッシブな電子音楽ジャンルとあります。

どのようなものでも言える事ですが、EDMも時代と共に変化してきており、力強くなくとも穏やかなEDMジャンルである、[Tropical House]や[Chillout] などの楽曲で穏やかにリズムを取ったり踊ることもあり、それらもEDMと呼べるジャンルだと考えています。
ある方は少しでも音楽にEDM要素があればEDMと呼び、クラブやフェスなどのモッシュでDJが流せばEDMと言う方もいます。

割とみんな結構適当なんです。
平沢進をEDMなのではないかと考えてしまっているので私も割と適当です。

日本におけるEDMのイメージ

1980年代の日本バブルを象徴とするディスコ音楽などもEDMですし、パラパラ([Euro Beat])などもEDMです。

しかし日本の多くの方はクラブなどでDJが流すものという共通認識があるものの、EDMにあまり興味のない方の多くの方はEDM=喧しい電子音を用いた楽曲を彷彿とさせるかもしれません。
それらのイメージは2010年代のEDMが当てはまり、EDMという言葉自体が広まり定着したのがこの年です。

例えば一時期話題になったジャンルでもあるElectro HouseやDubstep(Brostep)などです。
これらのジャンルは著名なアーティストの楽曲やオリジナルの楽曲などがテレビやラジオなどでBGMとして流れたりメディアに取り上げられたこともありました。
正直なことを申し上げるとかなり人を選ぶようなジャンルなのに大衆が視聴する媒体で流れるとBGMが独立しており、煩く感じてしまう方もいました。
本来は上記にある通りクラブやフェスティバルで流すような楽曲です。
ある番組ではクイズ番組のシンキングタイムで使われており他のクイズコーナーよりも格段に難易度が高くなっていました。
またアニメではBGMとしてDubstep(Brostep)が使われたことがあり、私は普通にノっていましたがニコニコ動画のコメントでは困惑や批判こコメントが多かった記憶があります。
そういった音楽を使用するは私は肯定的ですが、番組に合わせたBGMにして欲しかったなと思いました。

このようなことがあり、恐らくEDMに対して喧しいイメージがある方が多いのかなと考えています。

EDMと言っても様々なジャンルがある

EDMといっても様々です。
ここは画像を見て頂くのが分かりやすいと思います。

https://www.eltonaudio.com/earnews/the-history-of-edm-genres

なにがなんだか分からなくて混乱してきますよね?
至って正常です。
私も画像がでかすぎて混乱しています。

ハウスやテクノもEDMなのです。
ディスコやトランスもEDMです。

このように様々なジャンルがあり、今もなお新しいジャンルが創り出されています。
しかし最近は一昔の様なシンセをギンギンに効かせたEDMは少なくなってきています。
もしよろしければ上記の画像の中から好きなジャンルを調べてみるのもいいかも知れません。
もしかしたら好きなEDMが見つかるかもしれません。

以上、筆者のご意見でした。

SNSなどでEDMに対する捉え方が本来のEDMの意味と少し異なっているのを見て、少しモノ申したい気分になったため自分の穴倉でこのようなことを述べらせていただきました。
正直、喧しい電子音楽でノるというのは間違っておりません。
ただEDMと言っても千差万別であるという事と、少しでもEDMに興味を持ってもらいたいという私の熱意を少しでも感じて頂けたら幸いです。

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